わたくしが水族館、その中でも特に「エイ」が苦手だということは、
以前「みのるが書く」で書いたことがありますが、
エイに限らず、魚のなかでも変わった形をしているものはあまり得意ではありません。
海は好きですが、潜ったりするのは怖いので、
スキューバとかできる人、大尊敬です。
そんな私に、「海中恐怖症」を植え付けたのは、わたくしが思うに、子供のころ食い入るように観ていた、ドラえもんの劇場版作品、「のび太と海底鬼岩城」ではなかろうか。
この作品は、夏休みに海底旅行に行くドラえもん軍団が、独裁者に苦しめられている(このへん、記憶、あいまいです)海底人を助ける、という話で、この映画でわたくしは、すべての生き物の最初は海に生きていたものからだということを知った次第であります。
それがなぜかこどもながらに怖かった~~
あと、魚人兵(?)」に追いかけられたりするのも怖かったです。
この作品の一番重要なひみつ道具は「テキオー灯」というもので、これを浴びると24時間、海底でもそこに適応して、酸素なくても、水圧すごくても、大丈夫という、またもや何でもありの道具であります。(多分、こういう感じだったと思います)。
このテキオー灯の有効時間が過ぎてしまって、ジャイアンとスネ夫が海の底で倒れてしまうシーンも、めちゃんこ怖かった。
そんなこんなで、海底は怖い、海中は怖い、とインプットされてしまったのかもしれないのです。子供のころ、受けたインパクトというものは、なかなか抜けないものなるぞ。
さて、そんなわたくしですが、小学生の時の生き物係で(以前、ウラベさんにどつかれて、眼鏡を落とし、つるが折れたというお話も書かせていただきましたが)、みんなで近くの海に行き、教室で飼おうと、カニをとりました。
砂地に穴が開いてて、そこから出てきたりするのであります。
みんなでわいわいしていると、わたくしは石と石のあいだに、ぶよぶよしたものを発見。なんだこれ!?ぷよぷよしてる、なんだろう??と思って怖くて逃げました。
今思うと、それは「なまこ」だったのであります。
というわけで、食わず嫌いなのですが、なまこは食べられません・・・
カニは、みんなで捕りすぎて、先生に怒られ、海に返しました(たしか、そうだった気がする・・・)